Smile

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───…カフェテリア ゆくも 「んまー色んな話があるんだけどね、話しても分かんないだろうし話さない 明日が来たことを祝おう!日ノ本君の奢りでね」 しき 「なんで僕が!」 ゆくも 「まーまー ところで。君はZ組を知ってるかぬ?」 しき 「そりゃあ…もちろん」 ゆくも 「君は臨時Z組生徒になった記憶ある?」 しき 「へ?…あるわけないよ。ねぇ、こはく?」 こはく 「…うん」 ゆくも 「ふむふむ。NCのお祭りは覚えてる?」 しき 「うんうん。楽しかったよねぇ」 こはく 「…たくさん写真撮った」 ほくほく ゆくも 「へー。やっぱり…キレイにあの出来事だけすっぽ抜けてるんだぬ」 しき 「あのー、なんか含みがあるけど。心見ろってこと?」 ゆくも 「ふーん?見てみたら」 しき 「じゃあ… …あれ。見れない…」 ゆくも 「結構暇でねー。みんなの能力の穴、あらかた見つけちゃったんだぬ 日ノ本君の能力は目を使う。ってことは光の波長で心を見てるってことだぬ。つーまーり、その波長さえ分かれば見えなくすることも出来るんだぬ」 しき 「えっ、心にも波長ってのがあるの」 ゆくも 「うん。教えないけどね 春川君のも避け方分かったよ。ほら」 じゃら こはく 「…パチンコ玉…」 ゆくも 「これを、あちらこちらにバラまいとく。するとー、電気はそっちに飛ぼうとする。要求される技術がぐんと高くなっちゃうってわけだぬ」 こはく 「…確かに」 しき 「そんなこと考えてたの。暇だねぇ」 ゆくも 「あー、かれこれ4ヶ月くらいはね!いやー、主人公属性無かったら狂ってたかもね」
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