ビストロ発、家族ゆき

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　自分の意思ではなく、びくびくっと身体がけいれんした。内壁が俊介のものを食い締めて、中がうねっているのが自分でもわかった。

「あ…………」

「大丈夫、ですか？」

　我に返ると、心配そうな俊介に覗き込まれていた。悦すぎて一瞬トんだ自覚がある。

「…………平気。だから俊介……動いて」

「でもっ……わ、俺ももってかれそう……」

　痴態をさらしたせいか、心配されて、はじめは様子をみるようにゆるゆると動きをつけていた俊介だが、やがて堪えきれなくなったようだ。突然動きを止めると、ずるりとペニスを抜かれた。前振りもない容赦のなさで、背中がぞくぞくと震える。

「あああ、あ……」

「抜かれるのも、気持ちいいんだ……？」

「んっ……きもち、い……っ」

「エロい」

　尻を上に持ち上げられ、窄まりを真上に向けられる。捕まえていたものを突然抜かれて、ぱくぱくと物欲しそうにしていたそこを、また埋められる。

「んっ、くう…………んあっ、ん、あ……」

　力強い律動で、上からずぼずぼと押さえつけられるように突き入られる。自分が巨大なオナホにでもなったと想像すると、ぎゅんとそこを締めつけてしまう。

　ふだん、これ以上ないくらい相田を大切にしてくれる俊介が、打って変わって物のように扱うギャップがひどくよくて、自分がこんな被虐性も眠らせていたなんて意外に思う。