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それからしばらくしたある日、、、
「いい天気だなぁ・・・」
「こんな時、あいつが居てくれたら、海にでも遊びに行くんだけどな…。。」
私は、まだ私の中に居る『あいつ』を忘れられないでいた。
「ふぅ・・・まだ引きずってンのかなぁ私。。」
時々、自分の気持ちが分からなくなる。
あいつを忘れたい。
忘れようとする。
忘れようとすると、更に蘇ってくる過去の思い出。
「ぁッ、いっけなぃ…遅刻しちゃぅょッ」
数時間後
「あ゙ぁ~~~ッ!!もォォぉダメッッ!!考ぇるだけ無駄ッ!!課長ォーー、私今日は早退させてもらいますね。」
『なにを叫び出したかと思えば・・・君ねぇ、、、最近はまともな仕事も出来ていないのに早退?あのな、社会ってのは、そんなに甘くないのッ!!』
「・・・でも、私、、、今日は体調が悪いんで帰ります。(もちろん嘘だ。笑)」
『ふぅ・・・。帰りなさい。その変わり、明日から新人研修に参加しなさい。1から学び直してきなさい。』
「そんなッ・・・おかしいですッ!!大体そんなッ『ぅるさぃッ!!会社ってのはなぁ、仕事が出来てなんぼなんだよッ!!仕事もろくに出来ない奴にようはないッ!帰れッ!!!』
回りの視線が私に注目する。
「分かりました。明日から研修に参加します。」
「失礼しました・・・」
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