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-過去の楽しい思い出のはずが、今ゎ切ない思い出でしかないのだと気付いた私からは、自然に涙が溢れていた…。
-いつまでも一緒だと誓った約束も、もぉ無効なんだよね。。
静かに水平線へと消えていく、夕日の様に、約束も思い出でも消えちゃえば悲しくなんてないのにな……
ーー『…なッ―――』
ー―……男のその声で、自分の世界から現実へ連れ戻される。
「フラれたの」
「…ずっと付き合ってて、何回もッ―結婚ッ―、とか話してッ―た、―ッのに」
ーー何故だろう…
…辛かったからかな?
…涙と鼻水で声にならない声でも、誰かに話して、楽になりたかったからかな?
…思い出と共に、吐き出すように打ち明けてた。。
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