初めての離れ離れの生活

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当時まだ子供だった私には うつ病と言われてもピンと来なかった。 そんな私の顔を見て察したのか わかりやすく心の病気なんだよ。と教えてくれた。 それでも当時の私には理解し難かった。 私/あの…いつお母さんと会えますか? いつになったらまた一緒にいれますか? CW/んーそうだなぁ…まだ分からないかな。 でも必ずまた一緒に暮らせるよ。 私/そうですか、わかりました…。 どうしても聞かずにはいられなくて 聞いてしまった一言…。 聞いてしまった後は激しく後悔した。 部屋に戻り隅っこの方で 体育座りしながらボーッと外を眺めては 母親の顔を思い浮かべ目に涙を溜めていた。 気付いたら職員さんが呼びに来ていた。 どうやら夕飯のチャイムが耳に入って来なかったらしい。 私/すみません、今行きます…。
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