初めての離れ離れの生活

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夕飯をとった後またもや 何をしようかとボーッとテレビを見ながら 考えていたら ゆらちゃーん 私/?はーい。 振り向いた先には高校生の先輩女子。 私/どうしたんですか? 先輩/今日ピアノ教えて欲しいって言ってたじゃん! だから今から教えてあげようと思って♪ 私は昼食をとった後時間を潰しながら 先輩にピアノを教わる約束をしていた。 私/あ、お願いします! 久々に触るピアノ。 別にピアノを習っていた訳ではないけど 学校でよく猫踏んじゃったとか 音楽の教科書の譜面を見ながら弾いてた。 ふと蘇る学校生活… 楽しかった事ばっかりの思い出。 学校生活を思い出しながら 先輩にピアノを教わってたら 教えてもらっていたカノンと相まって 自然と涙が溢れ出した。 先輩は慌て私にひたすら謝っていた。 それを聞きつけた周りの子達が寄ってきて 理由を聞かれポツポツと話した。 話終えてみんなに心配かけてごめんねと一言謝ると 頭に温かい感触… えっ、、、?一瞬私はわけわからなかった。 数秒硬直した後よくよく見てみると… 誠くんが頭を撫でてくれていた。
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