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私/〇△□?%※?!ご、ごめんなさいっ!
何故か私は咄嗟に謝っていた。
誠くん/あはは、ごめんね。びっくりさせちゃったね。
まだ小さいのに頑張ってるなって思ってつい、ね。
母親以外に頭を撫でられるのは記憶上ないからか
私は何故か顔を赤くして俯いてた。
私は俯いたまま
私/こちらこそごめんなさい…今日はもう部屋に戻ります…
先輩と誠くんにおやすみなさいと挨拶をし
足早に部屋に戻った。
私には何故頭を撫でられたかよくわからなかった。
それにこの感じは一体なんなんだろ…
母親は私が5歳の時に離婚をしている。
父親に撫でられた記憶なんてこれっぽっちもなかった。
その日はなんだかドキドキして
なかなか眠りにつけずに少し寝不足の状態で朝を迎えた。
翌朝も変わらず接して来る誠くん。
普通に戻っててホッとしながら
その日もいつもと変わらない日を過ごしてた。
あの話を聞くまでは、、、
私/ねーねーライオーン(職員)
(職員の人達はみんなあだ名や愛称で呼ばれてました。)
ライオン/おーゆら!どうしたんだ?
私/昨日ね…こんな事があったんだけどなんだろ?
ライオン/ふむ…恋ってやつかもしれんな!
私/恋?!私が!?
ライオン/ゆら、好きな人とか居なかったのか?
私/いなかったよ?男女みんなで遊んでたり
男子に混ざって山行って遊んだり木登りしたり…
そんなのばっかだったからね!
ライオン/男勝りな事ばっかしてたんだな~(笑)
まぁそのうちわかるよ!さて消灯時間になるから部屋に戻りな!
私/は~い。
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