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私は部屋に戻って布団に潜り込み
さっき言われた事を思い返していた。
恋…か…。
いやいや、そんなすぐ人を好きになるなんて
ないでしょ、それにもっとこう恋愛マンガみたいな
展開なんじゃないの??
考えれば考える程わからなくなる…寝よう…
それ以降は特に何も変わらない
日常を送っていてピアノを弾いてたら
ゆーらちゃん♪
聞き覚えのある声。
ピアノを弾きながらなんですか?と答えた。
誠くん/ゆらちゃん最近俺避けてる?
それともこの間ので怒らせちゃった?
だとしたら本当にごめんね。
トクン…トクン…
何故か私の心臓が跳ね上がった。
ピアノを弾いてた手を止め向き合うように
態勢を変えて訳を話した。
・・・・
誠くん/そうだったんだ。それなら良かった!
嫌われたかと思っちゃった!
ドキッ…
今度はさっきより大きく高鳴った。
私/あの…私誠くんの事好きみたいです…。
私は何も考えずに気が付いたら言っていた…
好きですと…
私/ハッ!!!すみません!今の忘れて下さい!!
部屋戻ります、失礼します!!!
ピアノの鍵盤のふたを勢い良く閉じ
足早に戻ろうとした瞬間、、、
腕を掴まれ引き寄せられ気が付いたら
抱き締められていた。
私は状況を上手く飲み込めてなく
頭の中が真っ白になっていた。
暫くしてから離され手を握られた。
初めてたった数分が何十分、何時間って
長いように感じた。
やっぱり恋なのかな…。
…ん!…らちゃん!…ゆーらちゃん!
!!!顔近い!
少し距離をとって返事をした。
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