書生孔明、人生を決める

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学徒の人物評の的になっている劉備玄徳とはどういった人間か。  黄巾の乱の際に義勇軍を起こし、かつて同窓だった公孫さんのもとで名をあげ、救援に赴いた徐州牧の陶謙に豫洲刺史として徐州を託され、呂布に徐州を乗っ取られると曹操の元に身をよせ歓待を受けた。だが曹操旗下に属することはせず今度は黄河北域にて覇を唱えていた袁紹を頼り、その後、袁紹に対する優勢が決定的となったため、曹操の圧力を避ける形で、襄陽太守劉表を頼り、中原への前線基地ともいえる新野に駐屯している。 名だたる英傑の元を渡り歩き、また大陸を踏破した実際の距離も凄まじいものがある。
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