SCP-087 吹き抜けた階段

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特別収容プロトコル: SCP-087は[編集済]の構内にあります。SCP-087への入り口は鋼材で作った扉に電子ロックを取り付けてください。建物のデザインに合わせた清掃員用のクローゼットに偽装されています。鍵を左に回し??Vの電圧をかけない限りドアノブが動かないようになっています。扉の中は厚さ6cmの工業用スポンジでできています。 最後の探査(文書087-Ⅳ参照)以降、SCP-087の出入りは禁止されています。 説明: SCP-087はプラットホームに続く明かりのない階段です。傾度38度の下り階段で13段で直径約3mの半円形のプラットホームに着きます。各プラットフォームの180度回ったところに降下階段が続いています。SCP-087内の視界は約1.5mが限度だと思われます。電灯や窓がないのでSCP-087を探査する際には何か明かりになる物を持っていく必要があります。ただし、光度が高すぎるとSCP-087は明かりを吸収するため、75W程度の明かりが調度良いです。 音声記録によると最初のプラットフォームから約200m下から駄々をこねる子供の泣き声の様な音が確認されています。しかしどんなに階段を降りても音源に近づくことはできませんでした。探査Ⅳ(最も長い探査)から建築学、地質学両方で測れられないほどの深さと推測されます。SCP-087がどこに続いているかは不明。
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