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高速を走り、公道に入るとだんだんネオンがなくなっていく。
思いっきりスピードあげたキミヤの車のエンジン音だけがひびいている。
着替え持ってきてない………と言ってももう店なんて空いてない。
「あーヤッパリきたんだ。来ると思った。」
牧場の姐御さっちゃんがでむかえてくれる。
「リンが行きなりアリサの着替え用意しとけとか言うから町中まで馬とばしたよ。」
馬て………
「バイクだろ………」
「ドッコで走っていったんだから馬。」
私とキミヤが顔見合わせる。
「ドッコが被害者いや馬だな。」
ブッ!私まで吹き出した。
鶏をバッグに入れて町中連れて行ったとかイロイロ武勇伝たえないねえ様だが、キミヤもリンさんも信頼をおいている。
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