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いそがしいキミヤにスタジオに置いていかれ私はどうしたらいいかわからずにスタジオの受け付けスペースで座っていた。
「キミヤたら何も言わずにてあら貴方がアリサちゃん?」
カーテンから出てきた黒縁メガネの女性に私は身構える。
「きんちょうしないでいいよ。私は貴方の味方だからね。ちょっと待ってて。」
カーテンに引っ込んでしばらくするとお盆にジュースとサンドイッチのせて出てくる。
「ごめん自己紹介してなかったね。私は前田アゲハ、キミヤとは昔からの知り合い。キミヤがいつも貴方の写真見せて自慢するから私も受け付け嬢の奈帆ちゃんも知ってるのよ。」
恥ずかしい。
キミヤたら…………
「お腹すいたでしょ食べて。これはうちのコックの自慢のパンとレモネードよ。リンと柊はさっき起きたから支度に時間かかるかな。」
アゲハさんがそう言った後ろから赤毛頭が首だけだす。
「ウワッ、アリサちゃんもう来てたの?携帯ないその辺に?」
寝癖で頭さかだってるし……知ってはいたけどタンクトップだともろ女性。
「柊あんたね、ブラつけなさいよ。ベッドのすきまみた?」
「なかった。あったあった。」
そのままカウンターの携帯をてにとる。
「リンが来る前にちゃんと服きなさい。」
アゲハさんに怒られてヘーイと返事する。
「アリサちゃんかわいい。」
ほっぺにキスされた
「キミヤに言いつけよ。いけないんだ。」
私こうちょく
不意打ちされた
女性だけど…………。
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