.

4/39
前へ
/49ページ
次へ
きしきしと 足元の雪は音をたて 僕の歩いた道を示す まっすぐじゃなく ふらふらと 曲がりくねっては いるけれど その曲がった先には 花の蕾が 新しい芽が 小さな木が 熊の足跡が 素敵な発見があった 人生もきっとそうだ 人生はまっすぐ目標には到達しない だからこそ 楽しみや発見が 新しく僕をつくっていくんだと思う マイナスだと思うことも 無駄ではないはず きっとどこかでわかる あぁ雪が降ってきた 進む方向はどっちだったかな
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加