7人が本棚に入れています
本棚に追加
きしきしと
足元の雪は音をたて
僕の歩いた道を示す
まっすぐじゃなく
ふらふらと
曲がりくねっては
いるけれど
その曲がった先には
花の蕾が
新しい芽が
小さな木が
熊の足跡が
素敵な発見があった
人生もきっとそうだ
人生はまっすぐ目標には到達しない
だからこそ
楽しみや発見が
新しく僕をつくっていくんだと思う
マイナスだと思うことも
無駄ではないはず
きっとどこかでわかる
あぁ雪が降ってきた
進む方向はどっちだったかな
最初のコメントを投稿しよう!