デジャヴ1『電車の安全神話は崩壊した』

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さっきまでの出来事が、あまりにも現実離れしていたから、夢だったんじゃないかと思うことにした。 そう、夢じゃないと困る。 あんなことが現実に起きていたなんて信じたくない。 目の前で電車が停まる。 俺は何も考えずに乗り込んだ。 乗り込んでも、ずっと考えていた。 というより呆然としていたという方が正しいかな? 思考が停止していた。
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