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すぐに、
おまえの中学ん近くの中古本屋だ、
と返した。
中学生が授業を抜けてくるのは難しいだろうが、
この辺りで彼の授業が終わるまで待っていてもいい。
『おれも今行くから店出て待ってて』
行くって、
こっち来るのか。
昼休み抜けれんのおまえんとこ。
よく分からないが、
最近はゆるいのかもしれない。
言われるまま古書店を出て、
店の横にある駐車場で待った。
ほどなくしてリュータが走ってやってきて、
ユウジ、
とこちらの腕を掴む。
どうしたそんなに慌てて。
茶化そうとした瞬間、
周囲が暗転したのだ。
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