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無口のアルバイト
しかも無表情
レキ「………」
ケイ(レキかよ；)
ウチはすっぴん
眉毛もかかずに
ケイ「ドーナッツくれ！」
レキ「ここで、言うなよ」
ケイ「……じゃあ、肉まんで良いわ」
レキ「嫌そうに言うな；」
ちょっとお釣りの渡し方
ウチの手の平勝手に使い
小銭を文鎮代わりにレシート置くな
財布に入れにくいんだ
ちょっとどころじゃねーんだよ
ケイ(くそっ、イライラする！)
そんな時はウチから、仕返しするんだ
おでん下さい
ケイ「おでんくれ！」
レキ「何にするんだ？」
ケイ「えーっと……えーっと……」
レキ「何にするんだ？」
ケイ「えーっと……えーっと……」
レキ(レジが混んできた……)
ケイ「えーっと……えーっと……」
レキ「早く決めてくれ！」
ケイ「卵！ それからレシートいらねーしあっ、辛子着きな！」
レキ「勝手に略すな」
ケイ「それよりトイレ！」
レキ「ウチにはない」
ケイ「えっ、じゃあ、レキはどこで……」
レキ「そっちか………左の奥だ」
なんてこと、してるうちに夜は
もう終わりを告げてアラームも鳴る
♪♪♪～
皆が起きる前に
お家に帰らなきゃヤバイ
今夜もまたコンビニ行こうかな～♪
レッツゴートゥー♪コンビニエンスストア♪×3
※裏話……この後ケイは昼まで爆睡して唯さんにしかられたとさ。めでたしめでたし。
(完)
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