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これは、俺の幼馴染みの……ちょっと困ったお姉さんのお話です。
ある日、俺はコンビニに用事があったので幼馴染みのケイと二人で来ていました。
ケイ「おっ、姉貴久しぶりじゃねーか!」
唯「あらー、ケイにレキちゃん久しぶりね♪勉強はちゃんとやっている?」
ケイ「ボチボチだなー」
レキ「はい、唯さんの方こそ元気そうで」
この人は、ケイの姉の唯さん。
優しくて、笑顔が素敵で、面倒見も良くて仕事もバリバリ出来る、良い人なのですが……
唯「ねぇ、もし良かったらこの後……食事でもしない? つもる話もあるし」
レキ「えっ? 良いのですか?」
ケイ「(レキ、止めとけって! ……姉貴酒癖悪いから、捕まったらどーなるか……)」
唯「良いのよ~♪気にしないで♪勿論、私の奢り♪」
……こうして、その言葉に負けたケイと一緒に唯さんと食事をする事に……しかし。
ミサ「ケイ久しぶりだな!」
ケイ「おぅ、そうだな!」
リナ「どーだ? この後カラオケでも……あっ!姐さん!」
唯「貴女達も、良かったら来なさい♪……どうせ暇でしょ?」
リナ「嫌っ、でもアタイらは……」
唯「……私の言う事が聞けないの?」
唯さんは断ろうとする二人に睨みをきかせる。
そう、唯さんは……
“どうせ暇”等と決め付けて最後は「私の言う事が……」と残し自分の誘いを断らせようとしない、自己中お姉さん……だったのです。
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