第2話

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○同・大和の部屋    ベッドで寝ている沙紀と大和。    部屋はオシャレな大人の男の部屋。    目覚める沙紀。    布団から顔を出し、自分のいまの状況に驚く。    床に転がった服をうまく回収し、着替える沙紀。    携帯をみると皐月からの着信だらけである。 沙紀「はあ…なんて言おう」    大和を起こさないようにそっとベッドから抜け出す。    自分の手帳を破って「昨日はありがとう」と書く沙紀。    それをベッドの脇のテーブルに置く。    沙紀、お辞儀をして部屋を出ていこうとする。    すると突然、目覚ましが大音量で鳴り出す。    あまりの大きさに驚く沙紀。 とっさにベッドの脇に置いたメッセージをベッドの下に隠して、布団に戻る。 目覚ましを止める大和。
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