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ようやくタツヤは、コーヒーを一口飲んだ。
ミカコも、思い出したように一口飲んだ。
タツヤは少し考えて、
「僕は、今のこの時代から百年先の未来で、タイムマシンの研究をしてたんだ……」
「……?!」
「無論タイムマシンを造ろうと思ってね。ところがどうしても解決できない問題があった」
「……?」
「それは、人間が時空間を超える時に発生する、その摩擦で、人間の体が維持できないという事だったんだ」
「……?」
「そのために僕の先輩たちも、諦めてしまってたんだ……」
「……?」
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