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呑み屋にて。
話は盆踊りの話でどうのこうのって話してた。
すると、
麗奈「でもあれだよね、盆踊りで大ちゃんに彼女出来てないのおかしいよね(笑)」
俺「へ?なんで?(笑)」
麗奈「え、だってあんなに頑張って動いたのに誰からも告白されてないんでしょ?」
俺「いや、そりゃそうだろ、告白なんかされないよ(笑)」
麗奈「いや、だって正直役員の女の子彼氏持ちの子、彼氏いなかったら大ちゃんに告白してたよ?(笑)」
俺「なぜにそうなる(笑)」
どうせ冗談だろ、おだててくれるとはな。と信用しないで話を聞く。
麗奈「あの子大ちゃんの顔タイプだって言ってたし、あんな頑張ってたら好きになるから!
他にも別の役員の子大ちゃんのこと大絶賛だったしね。飴あげた事覚えてるでしょ?」
俺は「あー」と声を漏らし思い出す。
盆踊りの準備を午前中だけ手伝い、午後からバイトだった俺はバイト先に歩いて向かっていると真一が推していた子が寄付金集めで歩いていたので、
後ろから「お疲れ様!」と声をかける。
すると、「あ、大輔!」と俺に気付いて「全然寄付金貰えないよ~」と悲しそうな声で言ってきたので、
「そっか、お疲れ様。手伝いたいけど俺これからバイトだからごめんね。これあげるから頑張って!」
と飴を2個渡して「じゃあ、ごめんね
!頑張って。」とバイト先に行った話。
麗奈「泣いてたところを優しくされたからやばかったって言ってたよ?」
俺「え、泣いてたの?(笑)」
薫、麗奈「「え!?気付いてなかったの!?」」
ハモって驚いてくる二人の反応に、
俺は「え、多分泣いてなかったよ?(笑)」と言葉を濁しつつお酒を口に運ぶ。
二人は「まじかこいつ」といった顔でお互いに顔を見合わせて信じられない。といった顔をしてた(笑)
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