1,いつもの日々、そして変わる。

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神社に向けて歩く中、人を待たせるのが嫌いな自分は早足で歩く。 そんな後ろを2、3メートル離れた所から「早くない?ねぇ早くない?」と文句を言いながらダラダラ歩く山田。 俺「いや、向こう待たせてるから早く行かないとだから少し急ご?」と返すと、 山田「つか、タバコ吸いたいわぁ~、さっき吸ったので最後だったんだよな~、金ないしなぁ~」 途中解散に罪悪感のある俺は「分かった!これやるから買え!」と野口さんを手渡し「急ぐぞ!」と山田を急かす。 「まじ!?あざっす!」と言いつつも歩くスピードはダラダラから変わる気配はない山田。 そんなやりとりをやっていると神社に着いた。 神社の入り口に自販機があったので歩いて渇いた喉を潤すためにお茶を買う自分。 チラッと山田を見ると最後は少し早めに歩いた山田が息を切らせてこっちを見ているので200円渡し、 俺「好きなもん買い。釣りあげるわ」 と話す。 山田「今日はめちゃ奢るじゃん!あざ!」と嬉しそうに迷わずコーラを選びがぶ飲みする。 神社の中に入ると神社の敷地の横にある小屋の屋根のついたベンチスペースに懐かしい同級生の顔があった。
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