1,いつもの日々、そして変わる。

7/11
前へ
/213ページ
次へ
俺らの存在に気づいた同級生青木が「お~、久しぶり!」と手を振ってくる。 ・青木(女)中学1年と3年で一緒だった。 3年の時絡んでいたグループにいた。男子にもおい!と肩を叩いてくるなど結構フレンドリーな女の子。 「おひさ!遅れてごめんね!」と手をあげて返事する俺。 その後ろを不参加のはずの山田がいるので不思議に思った青木が「あれ?なんで山田いるの?」と言うので、カラオケに行っていたが解散してこっちに来たと説明すると、「そっか!なるほどねー!」と納得する青木。 その後ろのベンチには「やべぇ、寝てた」と寝ていた身体を起こす代表と スマホを横にして真剣な表情をする役員O。 ・代表(男)中学3年の時の生徒会長で先輩同級生後輩ほぼ皆から慕われていた。笑顔が少年みたいなやつ。 ・役員O(男)いじられキャラ。 登場がここだけだと思うのでエキストラ的な呼び名でいきます(笑) ちなみにスマホ横にしてシャドバやってる。 すると代表が「ありがとー、もう少し人来るまで待つから休んでて」と話すので「おっけー」と返してベンチに座る。 すぐに動くと思っていた山田は「なんだ、なら帰るわ。」と言って「じゃあ!」とコーラ片手に去っていく。 「今日すまんな!ありがと!」と返してからどんな感じで活動するのか代表に聞きはじめる俺。 聞くとどうやら近くの地域の地図をコピーした地図頼りに一軒一軒寄付金下さいと廻るらしい。 へー、なるほどねー!と話していると小屋にカズが到着。 ・カズ(男)中学の時クラスはずっと別だったが部活が一緒だったので仲は良かったし、卒業までよく絡んでいた。 まぁその部活もカズは2年の前半でやめてしまったのだが。 「おっ!大輔じゃん、久しぶり!」と話しかけてくるカズ。 「おー!久しぶり!元気してたー?」と返して10分ほど世間話をしていると、 代表「なんかもう人来なそうだし、廻り始めよっか! じゃあ役員Oと青木でコンビ組んでこっち。 大輔とカズはこっちでお願い。」と始めたので「分かった!カズ俺初めてだから頼りにしますわ。」 とカズに話しつつ動きはじめる。
/213ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加