阿月稔と秋月悟

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  秋月所長に言われスマホで電話をかける綾瀬副所長 「お忙しい所申し訳ありません。扶桑アイティールの綾瀬です、緊急の状況の為、御連絡させてもらいました。只今、秋月に代わります」 と回線を所長室のデスクにある電話に繋げ、それを確認すると秋月所長はスピーカーにして会話をし始める 「どうも、秋月です。早速ですが、ケルベロスをお貸し頂きたく御連絡させてもらいました」 『何事かね、ケルベロスとは物騒な…』 〔ケルベロス隊〕 警察庁警備局の極秘特殊強襲部隊 警察庁の懐刀である その存在事態を極秘化され一部の要人しか知らない存在で全国でも数カ所の警察本部にしか配備されていない この部隊の設立時にファティルで開発された装備や人体強化技術を多分に仕様されている ファティルの技術をもって設立されたケルベロス隊の戦闘能力は自衛軍の個々の部隊をも凌駕するとされている 「本日、ウチの息子が高校の入学式でしたのですが、驚いた事にその高校でネビルが覚醒したとの知らせが…」 『なんだと!現場はどうなるいるんだ!』 と、話の途中で秋月所長と同じような事を聞く新宮長官 「ご安心を、今のところはおとなしくしています。しかしながら、こちらの意図なく勝手に覚醒したケースはこれまでになく、万が一の為に至急ケルベロスをお貸し頂きたいのです。」 ………、 『ケルベロスを君が指揮を執るということか?』 一拍置き、そう聞いてくる新宮長官に 「私の指揮下にケルベロスを動かすのは御不満ですか?」
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