ライバル

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ライバル

部活は龍児と同じバスケットボール部に入ってる。教室に置いてきた龍児は 少し遅れてコートにやってきた。 正直部活の時間は龍児ファンの女子の声が、体育館に響き五月蝿い。 龍児は気にせずコートで試合中だ。 コートのプレイしている龍児の姿をみてると、またドキドキが止まらなくなる。 『病気だよな。しかもかなり重症かな。』 龍児のプレイをチラチラみながら、レギュラーでない俺は 一生懸命端でシュートとドリブルの練習をしていた。 体育館の入口から 細川さんがやってきた。監督に何か言うと、試合中断の笛をならし、龍児を呼んだ。
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