第2章

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思わず、声に出して笑ってしまった。 当時の私らしいな。小説に出てくるような恋愛に憧れていたんだっけ。 好きな人さえいなかったのに。 日記に並んだ文字を読むと、色褪せていた当時の記憶が鮮明に蘇ってくる。 私は嬉しくなって、続きにも目をやった。
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