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まるで別れの挨拶のようなコートニーの台詞にこの先の、旅の終着点を思わされ、青年は少し淋しい笑みをこぼす。 「そういうのは全部が終わってからだよ、コートニー。まだスタートラインに立つ
許可証
(
チケット
)
を手に入れたに過ぎないのだから」 そうして脳裏に思い出す、緋色の髪の美しい魔女の姿。 「僕らはオリヴィア・ライオットに会わなくちゃいけない。その為に手を組んだのだからね」
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