兄と弟~陸玖・心のメモリーズ~

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谷間をさすさすしながら、桃山の反対側の小さな膨らみに手のひらをあてがってゆく 温かいそれはほんのわずかに芯を持っていていわゆる半勃ち "けしらかん… 実にけしらかん…ッッ!" 服の上からムニュムニュ揉みこんでみる 芯が少しずつ硬くなっていくような気がした "ここでも俺の魔の手のひらを吸い付けて離さないとは…空良…!おまえはなんていけない子なんだ" 今すぐズボンを剥いでやろうか それをキュッと握ってしごいて口に含んでそれからそれから、とその先への思いを巡らせていたその刹那、 「…何してるの…?」 空良が目を覚ました 俺はパッと手を離す 魔の手めっちゃ簡単に離れた 「どう…したの…?なに、それ…聴診器…?」
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