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日本国内と海外とでは、
ものの見方がまるでちがう。
そもそも文化がちがうのだ。
日本が日々の仕事に励めばいいとする文化であるのに対し、
海外では基本的に無いものは他から奪って来いという文化である。
世界的な定義として外交交渉と言えば、
それは富と資源の熾烈な奪いあいのことである。
外交交渉はきれいな和室があって、
素敵な音楽がながれ、
さわやかな風がそよぎ、
きれいなお花がさきみだれ、
「これからの二国間の文化交流はどのようにいたしましうか」といったものが、
和菓子をほほばりながらなされるものでは、
到底ないのだ。
日本には世界に誇れる価値がある。
「日本人の誠」などは、
世界に対して立派に誇れる美学だ。
しかし日本人の価値観のみで世界をくまなく見ようとすると、
非常に奇妙で、
非常に難しい議論になるのだ。
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