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喧嘩もした。
数は少なかったけど、どちらも少し頑固なところがあって譲れないなら話し合った。
少し言い合いになっても、途中で笑ってしまって喧嘩らしい喧嘩はしたことがなかったかもしれない。
でも、絶対に『ごめんなさい』は言い合った。
『大切なことだから。』という理由。
真剣に言ってきた彼の目は強く、カッコよかった。
いつもニコニコしてる彼の強い目をみたのは、そのときが初めてだった。
私は、『ごめんなさい』を言う彼の声も、そのときの強い目も大好きだった。
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