幼なじみ 2

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出る! 慌ててパンツに手を突っ込み 抑えたアソコから どくどくと 欲望がほとばしる ・・・・・・んっ、く どろり 粘っこい液体を 受け止めた掌が熱かった (マジか、マジで? 最悪だろう) リアルに栄太の指の 感触が 下半身に残っていたのは 童貞の俺が唯一 経験したことのある 性体験だからかも 「あーあ、もう」 何で栄太なわけ どうせなら 真理さんで夢精したかった 「よお、義人」 背後から声がかかると 同時に ドシン 背中に張り付いた胸板が 暑苦しい 「だーれだ」 「奏太」 「当たり。顔を見ずに即答か、さてはお前、俺への愛が深いな」 三年になって 同じクラスになった 奏太の腕が俺の腹に回る 「勝手に言ってろ」 膝に負担がかからないよう 注意して 顎を 俺の肩に乗せた奏太の声が 耳元で響いた 「どうしたよ。暗い顔で溜め息なんか吐いちまって」 俺とほぼ同じ角度から 奏太は グラウンドを見下ろして ふうん 意味ありげに笑った
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