幼なじみ 2

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「前期のクラス委員を一緒にやろうって、話してた」 「ふうん」 つまらなそうに相槌を 打った栄太の 怒っているような気配が 気になる 「何だよ、どうかした?」 「義人。膝に負担かかることしねぇから」 シャツを捲られた 「は・・・・・・? え、なに」 あのまま眠ることに 不満を 抱いてはいたけど 何で急に 栄太の眼が熱を孕んだのか 分からない 胸元を 擽る栄太の熱い吐息に 「あっ」 漏れた甘く掠れた自分の 声が 恥ずかしい 恥ずかしすぎて 「ちょっ、待て待て、ストップ」 泣きそうだ 「無理」 濡れた場所に 栄太の生温い吐息が かかって 痛いくらいにピンと立つ ソコを 唇に挟んだ栄太の 舌が舐め動かし 吸い付いてくる 「も・・・・・・やっ、だぁ」 男なのに どうしてココで感じて しまうのか さわさわと 膨らみのない胸元を 揉み込む栄太の 硬く厚い掌の動きを 止めたい 手首を掴んだ 俺の腕から力が抜ける じんじんと熱い痺れが 宿った胸から 離れない栄太の肩を叩いて 「はうっ、あっ アッ」 腰を捩ってみても ソコに宿った快感を 散らせない
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