☆神秘のオッドアイ☆

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燐「…死神も倒したんですね…」 聡「うん。湊が気に入られて早死させられそうだったから消滅させた。じゃなきゃこの人みたいに幽霊がうようよ居る訳ないでしょw」 確かに死神って、死んだ者を輪廻転生まで連れてくのが使命って文献は見たことがあるな。 その死神が居ないんじゃ…幽霊は現世に溜まり続けて新しい命が生まれなくね? 直「けど、死神は沢山いる」 燐「え、そうなんですか?」 聡「本物の勇者の仲間の1人が死んだら死神となり、古い死神が抜けて転生する。それが死神のサイクルだよ」 燐「じゃあ、次はオレらの中の誰かが死んだ時に死神になるって事ですか?」 聡「うん。そういうこと。たぶん次は…私だと思うけどね。死神」 …サイクルがあるとはいえ…殺すなよ。死神を。 拓「オレが殺しちゃったからたぶんオレも死神の代理みたいな扱いなんだよね。ただの幽霊なんだけどさ」 聡「…うん。殺しちゃったからね」 拓「だって、湊は失えなかったし…」 聡「最終決戦前だったもんねぇ」 やはり、キングは総受けだった。 拓「夜になると馬鹿みたいに冷え込むからな…凍死する前に街に辿り着きたいな」 聡「…君は死んでるからいいでしょ…」
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