☆神秘のオッドアイ☆

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なるほど。オレはまた一つ賢くなったぞ。 きっとキングみたいになるには一瞬で判断して作戦を考えられる賢さもなきゃいけないだろうし。 …そうなると…どうしてもこの呪いが厄介なんだよなぁ。男だけでなくオスに触られただけで反応しちゃうんだもんな。 あれ?でも…理事長におんぶしてもらった時は大丈夫だったんだけどなぁ。何でだろ? …異様に疲れている時は発動しないのかな? 直「大丈夫か?」 燐「あ、うん」 聡「やっぱりツラい?」 燐「いや、落ち着いてきましたよ?」 聡「…私の責任でもあるからね…今回のは」 拓「いや、誰もあのゼウスに立ち向かうとは考えないからな…」 聡「うん。ちょっと予想外だった」 拓「湊も巻き込まれ過ぎ」 聡「いい歳のとり方してるからね…純血の人間なのにハーフみたいに若々しく見えるし」 確かに40代にはとても見えない。 それくらい若々しく綺麗な人だった。 神はあの人に色々与え過ぎたのではないだろうか? 直「じーちゃんもその部類だし…」 聡「確かに」 拓「わー、オレも辰弥さんに会いたい!」 聡「わがまま言わないの。旅が終わってからにして」
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