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咲「ちょっ、え??」
翔「あ?」
千「なぁーにが『四天王倒しに行ってたわw』だ!バカかっ!!アンタが居なかったこの数年間、誰が税金とかを納めていたと思ってんだ!?ってか、その服装どうにかなんねぇーのかよっ!!?」
咲「……そうだな…」
オレらの間を風が通り抜けた。
千「……………」
咲「働きたくなかった!ただそれだけだ!!」
千「はぁ?」
咲「問題のない理由だろ?」
千「あぁ“問題しか”ねぇーよ。バカだろ?アンタ」
いや、待てよ?
コイツ…サボったついでに四天王を倒して来たって事なのか??
……えっ?
つまり、サボりと四天王たちの命がつり合ってるってことになるよな??
咲「……ん?」
オレは…サボったことを怒ればいい?
それとも四天王を倒したことを褒めればいい??
いや…違う。
千「…兄さん」
咲「どうした?」
千「それはあまりにも四天王が惨め過ぎるわ!!」
こんなニートなサボり魔なんかに殺される四天王の気持ちも考えた方がいいと思う!
オレなら絶対に耐えられない!!
…こんな奴の…英雄なんかの弟なんて本当に嫌だ。
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