3、初まり

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小さい頃からそうだった 「いぶきーこのおじさんおなかがいたいんだってーちょっとみててもいい?」 「きず、そのおじさんお腹痛くないから。たぶん痛いのは下半身だから、戻ってきなさい」 良い子な為か、天使な見た目をしている為か、あるいはどちらともなのか うちの幼馴染はよく変態に襲われていた きずの家が、金持ちだっていう事もあったんだと思う 天使で金持ちなんて誰も見逃さないだろう 「かはんしん?」 「ショタhaha…」 「きず、早く来なさい」 だからってウチの大切な友達をそんな目で見られては堪ったもんではない 「はーい…おじさんごめんね。はやくおなかがなおるといいね」 「もう、きず。早く」 きずが変態の腹に向かって撫でようとした手を取って引っ張る ついでに脛を蹴ってやった 「…ッ」 今はこれくらいで許すけど、次やったら覚えておけよっという目で睨んで きずと一緒に、この変態から離れる 「おじさん?」 「きず、もうそろそろご飯の時間だからかえろうか。」 きずが何かを言う前に言葉を渡る 「え、うん!おじさん!またね!」 「行くよ」 手を引っ張って公園から出たと同時に、あの変態が何かを呟くのが聞こえる 「………ドSショタ、ありがとうございますッ」 家に帰った後、すぐに通報した(真顔) そんな日常
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