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圭三(バイトまでまだ時間あるなぁ…よし、録り溜めたアニメでも消費するか)
睦「ただいまいまいまいまいまー!あ、圭兄だ!アニメ見んの!?」
圭三「せやで~」
睦「俺も!俺も見たい!巨人のやつ!」
圭三「じゃあとりあえず手を洗ってきなさい。そしてお兄様に何かお菓子を持ってきなさい。そしたら、そのアニメを見せてしんぜよう」
睦「わかったー!」
樹美「ただいま~。あ、オタクだ。オタクただいま~」
圭三「オタクであることを否定はしないが、お前はもう少し慎みを持った方がいいと思う」
樹美「アタシってばウルトラビューティースポーツ少女だから、思ったことがすぐ口に出ちゃうのよね」
圭三「ツッコミどころが満載なのだが、とりあえずウルトラビューティースポーツ少女と思ったことがすぐ口に出ちゃうのはどう考えても繋がらんぞ」
樹美「で、なに見るの?」
圭三「スルースキル有能ワロタ。睦が見たいっていうから巨人」
睦「兄ちゃーん!母さんがね!おやつにスイートポテト作ってたー!」
圭三「でかした我が弟。褒美に巨人を見せてやろう」
樹美「駆逐してやる…スイートポテトをこの家から一匹残らず…!」
圭三「人のものまでに手を出すんじゃありません」
睦「兄ちゃん!樹美姉ちゃんは放っといてはやくはやく!」
樹美「むっちゃんひどい!いいもん!1秒で手洗って戻ってくるもん!」
圭三「ちゃんと洗ってこいよー」
睦「兄ちゃん!見たい!」
圭三「うーむ(多分あいつも見たいんだろうな)。じゃあ兄ちゃんが巨人の真似をしてやろう。ほれ」
睦「ぎゃははは!似てねー!」
圭三「そんなこと言うと食っちまうぞー」
睦「あははははは!やだー!」
樹美「はい!1秒で戻ってきました!樹美ちゃんはウルトラビューティースポーツ少女だからね!」
睦「1秒じゃなーい!もっとかかってたー!」
樹美「時空の流れが…乱れて、いる…?」
圭三「どこで覚えたよ、そのセリフ」
睦「兄ちゃん!巨人!」
圭三「ああ、おう。今週のは…これか」
睦・樹美「やめなさいそのビキニ映画♪」
圭三「まぁそう聞こえるがな」
fin.
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