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「…ってことがあったってわけ」
俺はジンについさっきの出来事をできるだけ細かく説明した。
「あっはー! まあ、簡単に言えば振られたってことっしょ? それでそんな臭いような顔してるわけか!」
チッ、こいつ他人事だと思って全く真剣に聞いちゃいねえ…
「いいか、ジン、俺は真剣に話してんだぞ」
「知ってるわ、まあでも振られたんだから今更どうしようもないっしょー はい、ハヤテくん、切り替えていきましょー!」
…何こいつ、めちゃくちゃ腹立つんですけど
「そんな彼女が大事だったらな、早くまた女作っちゃえばいいっしょ!」
ダメだ、こいつに何言っても無駄だ
「ダメ高校生。付き合ってた女に振られて立ち直れない?じゃあ、質問です。男は自分からバレンタイン下さいってお願いしますか。しない、待つの。ま!結果1個も貰えねーんだけどな! カナスィー!」
大丈夫かこいつ…
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