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昂る想いのままにザイードは愛美の柔らかな躰に手を這わせ包んで集めた乳房の先に吸い付いた。
「あぅっ…」
甘い痺れに愛美の腰が悩ましくしなる。
何度もその先に吸い付かれ、淡い桜が色鮮やかな赤い実に染まっていた。
ザイードは愛美を見上げながら片方の乳房の先も同じように口に含む──
愛美の喘ぐ様子を眺め時折興奮の波に溺れた表情を浮かべては甘い凌辱を繰り返した。
「はあ…っ…」
ザイードは熱い溜め息を吐いた。
愛美を攻めながら自分の方の高まりが限界にきていた。
声を漏らして哭き続ける愛美の仕草を見つめ、ゆっくりと長い指を愛美の柔らかなクレバスに潜り込ませる。
「すごいな……」
ザイードは溜め息まじりに囁いた。
「マナミのここは湿林か」
「───…っ…」
ザイードはニヤリとして愛美を覗き込んだ。
黒い草原を越えてザイードの指先は小さな山を探り当てる。
「ああっ…」
グリッと捏ねられて愛美の唇が震えた。ザイードはそこをじっくりと弄ぶ。
指の腹で小さな山の尖端を回転させて時折叩く。その度に愛美の大腿がぴくぴくと痙攣して甘い声が漏れていた。
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