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翌朝、眠り過ぎで頭が痛くなりながらも寝床から起き上がり、部屋をぐるりと見まわすと、机の上に雑誌が何冊か置かれていた。
東「十年のうちになにが変わったのやら…」
雑誌のうちの一冊を取り、パラパラとめくっていくと、昨日襲ってきた機体と同系列みたいな機体を見つける。
東「IS?兵器ってのは分かるが、詳細が載ってないな」
あとで父母に聞くかと思いたち、他の雑誌もパラパラとめくっていき、木星圏までの航行期間が短縮されたことや、ELSとの対話が成功し、ELSの母星を救うため、ソレスタルビーイングが外宇宙へと旅立っていったりなどなど様々な出来事が起きていた。
彼は一通り雑誌を読み終えると、洗面所で口をゆすいで顔を洗ってからリビングへ向かう。
リビングでは新聞紙を片手にコーヒーを飲む父蒼介の姿があった。
蒼介「おはよう士郎。旅はどうだったか?」
東「おはよう父さん。文化の違いで色々と驚いたねぇ」
「ご飯ができましたよー」
あいさつを交わして会話をしていると、朝食が運ばれてくる。
会話をそこそこにして、東は朝食を食べ始めた。
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