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東「さぁて!これからどうやって日本に帰るとしようかねぇ?」
長時間の航行で堅くなった身体を軽くほぐしつつ、生まれ故郷の日本へどう帰るか考える。
東「亜空間航行はエネルギーの消費が激しいから厳しいし、かと言って堂々と空から行くのは要らん混乱を招いて取り調べを受けそうだな。……やっぱり海からステルス効かせてコッソリ帰る方がいいか?」
そう言いつつ彼は海からの帰還の方がリスクが少なく済むかと結論づけ、機体を動かし南極大陸から出ようとした。
後方からプレッシャーを感じるまでは。
東「ッ!?」
彼は咄嗟に機体の高度を下げると、真上を弾が通り過ぎていった。
東「後ろからか!」
機体を90度回頭させて、撃ってきた機体を見ると、思いもよらない光景を目の当たりにし、驚愕する。
東「なんだあれは!MS少女かぁ!?」
驚くさなかでも、彼はひっきりなしに撃たれる弾の隙間を縫う様に避け続けると、頭が冷静になっていき、機体をその場で180°回頭させ、MS少女(仮)達と対峙する。
東「弾が少し心許ないが、問題はないだろう」
レールガンの残弾を確認しつつ、巡航モードから戦闘モードに切り替え、レバーを握りしめる。
東「勧告の一つぐらい言ってくれればいいものを…。まあいい、行くぞ!」
愚痴をこぼしつつも、今を切り抜けるために、彼はR戦闘機を飛ばす。
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