働かざるもの食うべからず

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その帰り道の事だ 来た道を戻るサムリ、さすがに迷わない 「ん?」 曲がり角の方から声がする 女の子の声 なんだなんだと覗いてみるサムリ そこには小さな女の子と高校生の男子が3人 しばし様子を見てみる すると会話が聞こえてきた 「あーあーあー!アイスが付いたんですけど!」 「こりゃクリーニングだなー」 「クリーニング分かるか?クリーニング!分からないならお母さん呼ぼうかー???」 「あー?なんだこのぬいぐるみ こんなの抱っこしてるからぶつかるんだよ!」 女の子からぬいぐるみを取り上げる男子A どうやら女の子のアイスが高校生の服にぶつかった時ついた・・・といったところか 見て見ぬ振りか止めるか ・・・そんなの一択だ 「こらぁぁぁあああ!!!!なにしてるだぁぁぁぁあ!!!!!」
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