始まりは突然に

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ヒロイン登場の予感がしたが気のせいだったようだ 登場したのは冴えない40代前半の男 まぁ普通というか王道ならば、ここで美少女が着替えてて「きゃー!!!」みたいなのが期待されただろうが 現実なんてこんなものさ 「・・・あのー」 サムリはしばらくの沈黙に耐えられず口を開いた 「ん?」 「オラが言うのも変だけども、落ちつき過ぎだべ」 「騒いで欲しかったか?」 「・・・いやぁ」 「して、なんの用があって侵入したか説明してほしいんだが」 「こっちが聞きてぇ・・・今日は大事な収穫の日だってぇのに・・・」 「・・・?」 とりあえずサムリは事情を話してみた
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