時の彼方へ

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「…何処で起こるか分からないじゃない。」 「大体の場所と時間は計算で導き出せるよ。詳細はギリギリになるけど。」 「ふーん…研ちゃんてアタマ良いんだねぇ!…だけどいつに行くかは分からないの?」 「へへ。まあね。いつか判るよ。」 「……元に戻れるのかな…」 「戻れるさ。そっから来たんだもん。」 「えー!?説得力なさすぎ!!…だけど今は戻りたいな…研ちゃんの足を病院で診て貰わなきゃ。」 「うん。でもこれで証明された。戻ったらしっかり準備して仕切り直しだな。」 「…この時代は嫌だな…」 「そうだな。選べたら良いんだけど。」 荷馬車に揺られながら私たちは手を繋いで進む。 ━━━いつまでも一緒━━━
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