時の彼方へ

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打ち寄せられているのは流木ばかり。 ありがちなペットボトルやプラスチックの人工的な色彩の物は皆無だ。 辺りに人影もなく、なんだか空気がおいしくて長閑な雰囲気… 「…何処だろう…」 「“いつだろう”だよ。行こ!」 私たちは手を繋いで歩き出した━━━ 私は村上奈緒。 彼は神野 研(じんの けん) 私たちは奇跡によって出会い、必然によって結ばれた。 気持ちも話もやたら合う。 彼は私を補い私は彼をフォローする… これはきっと神様のお導きに違いない。
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