第2章 意識・職業習得所

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ノビルは何もしないで遊んでいられる部について尋ねた。 「おい。見ろ!俺のお勧め部はZ部だってよ!」 するとボーンが口を開いた。 「そこはやめておけ。」 「何でだ?」 「部はA~Zまであるが、Zに近くなれば近くなるほど危険な奴等が多い。Aは職業習得を目指すが、Zは意識職業だ。意識を持たない貴方はかなりきついだろう。せめて、意識を身に付けてからにしなさい。」 「ボーン。意識って何だ?」 「まぁ超能力みたいなもんだ。」 「へ~。分かった。」 「じゃあ私はA部ね。パンフもそう出てる。」 「トムは機械系か?」 「ああ、俺はF部と出たよ。次郎はどうなんだ。」 「多種多様性で調べたらS部だとさ。」 「俺はZだ。」 「君らはZが好きだな。」 「まぁ、ヤイバは剣道の腕は天才なんだ。大丈夫だよ。」 「一様私も参加するからな。B部だから分からないことがあったら私に聞きなさい。」 「おぅ。」 「じゃあ、受付に行って最終決定を…あとパンフレットは無くすな。習得所ではそれが大事だ。」 「あぁ、ありがとうな。」 こうして六人の習得所生活は始まった。
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