第1章 To Be Back

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時は800年後、2996年。 全てが根本的に変わり、戦争も起きず人間は神より贅沢で有意義な生活をしていた。 そんな時代のある広い家に五人の若者が倒れていた。 そう、あの悪童五人だ。 しばらくすると5人は目覚めた。 「あれ?ここは…」 「俺ら確か公園にいたよな」 「何で室内に…」 「そうだ、光が辺りを包んで…」 「でも、これみて!」 ハナが指差す先には次郎が盗んだ品々があった。 光る玉以外は…。 「私たちだけじゃなく、盗品もここに来てるわ」 「じゃあ俺達ワープしたってわけか!」 「何喜んでんだよ。ノビル。」 ゛ガタンッ″ 「だ…誰だ!」 「俺だよ、俺」 「次郎か!驚かすんじゃねぇ!」 「インターポールが攻めて来たと思ったわ」 「来るか」 「私たちは終身刑ね」 「やめろ~!」 そこに次郎が戻って来た。 「おい、見てみろ!」 「何だ、この金は?」 「花、これはどこの国の金だ?」 「私もわからないわ…」 「ますます得体の知れねぇ場所だな」 「とにかくこの家でようぜ。気味が悪い…」 五人は家を出ることにした。
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