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外に出てみると驚くことばかりだった。
まず、家の大きさだ。
家にいたときは豪華な広々とした敷地に建っていると思った。
しかし、外から見てみると広さは体感した広さの半分以下だった。
というより、部屋一個分のスペースしかなかった。
そして、もう1つ驚くことが起こるのだった。
「おい、今夜だよな」
「あぁ、そうだ」
「何でこんなに暗いんだ?」
「街灯ひとつねぇ」
「殺人鬼でもいるんじゃないかしら」
「とにかく大通りに出よう」
五人はしばらく細い道を歩いた。
しばらくすると、大通りが見えてきた。
しかし、驚くことに車一台すら通っていなかった。
いや、人影すらなかった。
「おいおい、こりゃどーゆーこった」
「ここは気味が悪いぜ」
「もしかして俺達5人だけの空間なのか」
「どうなってんだよ!次郎!」
「わかんねぇよ!」
そんなことを話していると人が横切ったのが見えた。
「おい、あれ!」
「あ!追うぞ!」
五人は人影の所へ走って行った。
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