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彼らは驚きの余り驚嘆を発した。
「おい、おい。どうした、お前ら。」
「ねぇ、おじさん!この時代ではタイムスリップできるの?」
「あぁ、可能だが…」
「うぉぉぉ~!俺らタイムスリップしたのか!」
「喜ぶな」
ノビルは何故か目を輝かせた。
「おっさん。どうすれば戻れるんだよ!俺らタイムスリップしちまったんだ。」
「うむ、私は以前ミストラベラーを扱う仕事をしていたから安心せい。」
「良かった…」
「ごめんよ。タイムスリップさせてくれてありがとうよ。俺の名はノビルだ!」
「おっさんがさせたわけじゃねぇだろヤイバだ!」
「脅したりしてすまねぇ。次郎だ」
「花よ」
「トムって言う。よろしくな」
「あぁ、よろしく。私の名はボーンだ。ヨーキーボーンだ。君らは何年から来たんだ?」
「2196年だ。」
「800年も前ね。」
「800年…か…」
するとボーンの顔が暗くなった。
「どうしたんだ?ボーンさん」
「いやぁ…そのな…言いにくいんだが…」
「ん?」
「やはり、君らを800年前に戻すのは難しいかもしれん…」
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