第2章

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それが、星純の顔をしかめる理由その一つになっていると、頭の中まで桃色なネルソンは知らないだろう。当人の土台か足場に成り果てているジャックは、ギリギリ保った節度の現れか窮屈そうに身体を縮めている。 「ニィやんとかリリー姉さんと同じクラスになれなくてつまんない~~とか考えてたけど、ニィやんの現況みちゃったらもう全然OK!! むしろ今のがネルには美味しすぎwww」 「何も美味しくない。あと草引っ込めろ」 「またまた~~ニィやんも内心ボーボーの癖にィ♪ 皆から注目の的でかなりホクホクな癖にィ~~♪♪」 「見えるのか……? そう見えるのかお前には? だとしたらその目玉要らないと思うんだけどどうする?」 「え? ニィやんの?」 「言ってねーよ……! 大体、お前らなんで此処に居るんだよ。別の席行けよ」 「いやだよニィやん! 折角面白(ry……もとい、一人で寂しそうにしてるニィやんを放っとくなんてそんな勿体なi(ry……いやさ、可哀想なシチュエーションは許せないし何よりネルが楽しめna(ry………………それにほら? ネルたち、トwwwモwwwダwwwチwwwwでしょ?」
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