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「こ、こらやめろコノ~~!! それはにーちゃんの茶碗だ!」
「え、洒落かい? にー“ちゃ”んの“茶”碗で完成してるよ賢いねパチくん~~♪」
「ハ、チ、だッ! それに完成はしてない!」
「ああ失礼したね! えっと、、、ハッチくん」
「扉じゃないしィ!」
そして彼女はまた適当な肉に手を伸ばす。まさかの高級品、ニワトリのお肉であるところのササミ。の、丸焼き。
なのに、これでもう幾つなのか。五個は食べてる。数に限りがあるというのに。
「まぁまぁ、そんなに目くじら立てちゃダメにゃんハッチくん」
「ハチだよ! ミツはなんか馴染みスギ! いや、そもそもこの人なんでウチに来てんの!」
「慎んでオモテナシを受けているショゾン。据え膳食わねば、と先人も言っているのだよ……主にあの長髪のコから」
「またかあのヤロー!!」
時間の針を少し戻そう。ざっくり、それは三時間程前のことだった。
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